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緑のふるさと協力隊

1.緑のふるさと協力隊とは?

「緑のふるさと協力隊」は、過疎化・少子化に悩みながらも地域を元気にしたい地方自治体と、
農山村での活動や暮らしに関心をもつ若者をつなげるプログラムです。

参加する若者にスキルや資格は求められません。
農山村の人々とおおいに関わって暮らしながら、農作業やイベントなど地域の求めに応じたお手伝いに取り組みます。

それは若者が自分を客観的に見つめ、新しい価値観や人生観を得る機会となっています。

一方で、農山村にとっては、地域にとけこむ懸命な若者の姿は刺激になっています。
隊員の地道な活動が、小さくても確かな地域再生のきっかけになっています。


現在、2024年度/第31期「緑のふるさと協力隊」の隊員を募集中です。
活動期間:2024年4月4日(木)~2025年3月16日(日)

さあ、あなたの直感を信じて、一歩を踏み出してみましょう!!
一生モノの経験があなたを待っています!

「緑のふるさと協力隊」の紹介ムービー(約15分)

「緑のふるさと協力隊」は、協力隊員、受入自治体(市町村役場)、地球緑化センターの三者がそれぞれの役割を担って連携して進めています。

第29期「活動報告会」グループ発表 2023.3.18

2. どこで何をするの?

少子高齢化や過疎化に負けず、地元を元気にしようとがんばっている全国の農山村が活動先です。地域の中で多種多様な活動ができることがプログラムの大きな魅力です。
農林畜産業 
特産品づくり 
福祉施設・高齢者宅訪問 
伝統芸能・地域行事 
教育・子ども 
集落・生活維持活動 

今年度の活動先と隊員一覧はこちら

第30期 協力隊活動先・隊員一覧表(pdf)

緑のふるさと協力隊 活動の記録

21期協力隊作成・写真文集「生きてゆく」

活動のすすめ方

①協力隊の受入窓口は、市役所・町役場または自治体の公的機関です。主に農林漁業や地域振興を担当する部署が窓口となります。そこの職員が「受入先担当者」として協力隊の活動の調整や暮らしをサポートします。
②受入先では、隊員の活動プログラムを用意しています。まずは用意された活動に一生懸命取り組んでみましょう。
③活動や暮らしに慣れてきたら、担当者と相談しながら、自分なりの目標を立てて活動を進めていきます。
④受入先が用意した活動だけではなく、空いた時間を利用して地域行事や集落活動にも参加します。

3.現地での生活

◇隊員が住む住居はあらかじめ用意されています。また、1年間自炊して暮らすための基本的な生活備品(寝具、炊事用具、冷蔵庫、洗濯機、暖房器具など)も用意されています。

◇隊員には毎月5万円の生活費が支給されます。これは作業に対する報酬ではなく、隊員が暮らすために必要な生活費です。地域の方々から暮らしの知恵を学びながら、工夫をこらし生活します。

4.どんな人が参加しているの?

18歳から概ね40歳の方で、健康で1年間がんばれる方ならどなたでも。必要な資格は普通自動車免許のみ。
土を触ったことがなくても、ボランティアの経験がなくてもOK。「やってみたい!」という気持ちが一番大事です。

これまでの参加者動向:第1期(1994年度)~第30期(2023年度)/ 838人

私が「緑のふるさと協力隊」に参加した理由

1年間の農村での生活を通してお金や物質ではない本当の豊かさについて考えていきたい。
現地の方々から多くのことを学び、現地の方々が地域の魅力を再認識できるきっかけがつくれるのではないかと思った。

参加前:大学休学(20歳)

就職活動をしても、どの仕事も大量消費・大量生産を推進しているように感じられて、モヤモヤとした気持ちは大きくなるばかりだった。ならばレールは外れてしまうけれど自分が正しいと思うやりたい事をやってみようと決めた。

参加前:大学生(22歳)

エントリーシートや面接で少しでも自分をよくみせようと思い、誇張した就職活動をしているうちに、本来の自分とのギャップに疲れてしまった。1年間活動することで、自分のやりたい事や可能性が見えてくるのではないかと思い、応募した。

参加前:大学生(23歳)

協力隊員でなければできない地域に根ざした色々な活動を体験し、自分の可能性を広げたい、そしてとにかくやるしかないという環境に身を置くことで、自分を鍛え、生きる力をつけたい。

参加前:農業研修生(35歳)

今私は、自分の将来に明るいものが見えずとても不安でもやもやしている。緑のふるさと協力隊に参加し、もっと自分のしていることに誇りをもち、今の自分が好きだと言えるようになりたい。

参加前:会社員(26歳)

人とのつながりを強く感じられそうで、生きることと働くことが一体となった田舎の暮らしに憧れがある。毎日いろんな人と関わり、いろんなことができる生活に、毎日わくわくしていられると思った。

参加前:会社員(27歳)

5.次につながる1年間~活動終了後の進路

緑のふるさと協力隊でみつける シゴト、未来

1年間、農山村で多彩な活動に挑戦するこのプログラム。住民と共に暮らし、語り、動くことで、仕事、生き方の具体的な将来像を描くことができます。その結果、活動終了後は農山村に定住するなどし、農林業、地域づくりの担い手となる様々な仕事に進んでいます。

活動終了後、こんな仕事・進路を選んでいます

農業(百姓、農業法人、農家レストラン)、森林組合、漁業、地域づくりコーディネーター、地域おこし協力隊、集落支援員、手仕事・職人(竹細工、茅葺き、革製品作家、木工)、大工、行政(県職員、市町村職員、外交官)、観光協会、社会福祉協議会、NPO法人、教職(小学校、高校、大学)、塾講師、研究者、企業、新聞社、出版社、カメラマン、道の駅等観光施設、国立公園管理事務所、介護福祉、障碍者福祉施設、図書館、市議会議員など

第1期(1994年度)~第29期(2022年度)
◇活動を通じて、様々な「仕事」や「働き方」に出会います。その中で、次第に自分自身の方向性を見出しています。

◇秋の終わりから冬のはじめ頃から具体的な就職に向けて動き始める人が多いです。派遣先に残る選択をした人は、住居などの準備も進めます。その際は受入先の担当者や地域の方が相談に乗ってくれます。

◇条件が整わないため、活動終了後はやむを得ず模索中になる場合がありますが、その後数ヶ月間に都市や農山村で仕事や住まいを見つけています。

◇活動終了後に都市に戻ってから、資金を貯めたり、周囲の理解を得たりして、数年後に農山村に戻る例もあります。

◇受入先との関係は「1年間」で切れるものではなく、活動終了後もつながっている隊員もたくさんいます。

ふるさとファイル~協力隊に参加した先輩たちの進路

6. 参加するには

メールフォームでのお問い合わせ

何でも相談窓口

電話でのお問い合わせ

TEL: 03-5542-0132

第31期(2024年度)隊員募集情報

活動期間

2024年4月4日(木)~2025年3月16日(日)

応募締切

2023年12月21日(木)

応募方法

下のリンクまたは電話で資料請求をしてください。
隊員募集要綱などの資料と参加申込書をお送りします。

緑のふるさと協力隊の隊員募集要綱をPDFで閲覧、ダウンロード出来ます。 ※PDFの閲覧には最新の Adobe® Reader® 等のPDFリーダーが必要です。

 
隊員募集要綱ダウンロードはこちらから

第31期緑のふるさと協力隊 隊員募集説明会  日程一覧  (オンライン開催あり)

■協力隊OBOGの体験談が聞ける「緑のふるさと協力隊 説明会」を以下の日程で開催します。
・会場準備の都合上、事前に参加申込フォームからお申込みをお願い致します。
■下記日程の都合が悪い方は、電話やオンライン、事務所でもご相談にのります。お気軽にお問い合わせください。
■社会情勢等によっては、開催日や会場を変更する場合、開催を中止する場合もあります。予めご了承ください。

東京(5回開催)

10月29日(日)10:00~12:00 オンライン同時開催

ブーケ21(中央区立男女平等センター) 研修室3
東京メトロ日比谷線・JR京葉線「八丁堀駅」下車、(A2.B3出口)徒歩3分
〒104-0043 東京都中央区湊1‐1‐1

アクセス

11月12日(日 )10:00~12:00

ブーケ21(中央区立男女平等センター)研修室1
東京メトロ日比谷線・JR京葉線「八丁堀駅」下車、(A2.B3出口)徒歩3分
〒104-0043 東京都中央区湊1‐1‐1

アクセス

11月25日(土)14:00~16:00 オンライン同時開催

中央区立環境情報センター 研修室2
東京メトロ「京橋駅」3番出口すぐ、JR「東京駅」八重洲南口より徒歩6分
〒104-0031 東京都中央区京橋三丁目1番1号
東京スクエアガーデン6階 京橋環境ステーション内

アクセス

12月9日(土)14:00~16:00

中央区立環境情報センター 研修室2
東京メトロ「京橋駅」3番出口すぐ、JR「東京駅」八重洲南口より徒歩6分
〒104-0031 東京都中央区京橋三丁目1番1号
東京スクエアガーデン6階 京橋環境ステーション内

アクセス

12月17日(日)14:00~16:00

中央区立環境情報センター 研修室2
東京メトロ「京橋駅」3番出口すぐ、JR「東京駅」八重洲南口より徒歩6分
〒104-0031 東京都中央区京橋三丁目1番1号
東京スクエアガーデン6階 京橋環境ステーション内

アクセス

名古屋

11月26日(土) 14:00~16:00

愛知県青年会館 4階会議室
地下鉄「伏見駅」より徒歩10分
〒460-0008 愛知県名古屋市栄1-18-8

アクセス

京都

11月19日(日) 14:00~16:00

京都市中央青少年活動センター 小会議室B
〒604-8147 京都府京都市中京区東洞院通六角下る御射山町262
地下鉄鳥丸線「四条駅」「鳥丸御池駅」・阪急京都線「鳥丸駅」より徒歩5分

アクセス

7. 4泊5日の農山村ボランティア<若葉のふるさと協力隊>

「緑のふるさと協力隊に参加する前にちょっと試してみたい」「農作業や地域行事への参加を通して農山村の暮らしを体験したい」という方のために、5日間の短期バージョンを実施しています。
近年は、<5日間・若葉のふるさと協力隊>→<1年間・緑のふるさと協力隊>というコースで参加する人も増えています。

8.自治体の方へ

(1) 協力隊を受け入れるにあたって

●隊員は、地方自治体の地域活性化のために活動しますが、専門的な技術や知識をもっているわけではありあません。受入先には、地域活性化に資する活動プログラムをあらかじめご用意いただき、隊員は必要に応じて助言・指導を受けながら活動を進めていくことになります。
●受入先の窓口は、市町村役場または校舎など自治体の公的団体とします。この事業は「若者の社会貢献」の場という目的のため、特定の企業・団体や個人のための活動ではなく、地域全体のための活動が基本となっています。

(2) 受入先募集要綱

緑のふるさと協力隊の隊員募集要綱をPDFで閲覧、ダウンロード出来ます。 ※PDFの閲覧には最新の Adobe® Reader® 等のPDFリーダーが必要です。

 
受入先募集要綱ダウンロードはこちらから

(3) 受入までの手順

通年

問い合わせ

年間を通して受け付けております。不明な事などはお気軽にお問い合わせください。希望に応じて近隣の受入先自治体の視察もコーディネートします。
11月末締め切り

派遣要請書の提出

希望人数及び性別や、年間の活動予定概略等を提出していただきます。
12月~1月

現地調査

新規受入れまたは継続して受け入れる自治体で活動拠点となる地域が変わる場合、当センターから職員が伺います。事業説明と共に、受け入れについての詳しい打ち合わせ(具体的な活動先、住居や生活環境の確認)・調整をします。
12月~3月迄

受入れの決定・準備

住居や生活備品の準備、活動先や住居を置く集落への周知を進めてください。
2月中旬予定

隊員の決定

隊員から派遣先の希望を聞き、それをもとに書類及び面接選考で面接委員と当センターが総合的に判断して決定します。
2月下旬

合意書の取り交わし

「受入協力に伴う合意書」を自治体と当センターの間で取り交わし、正式に派遣を決定します。
2024年4月10日(水)着任 ※予定

隊員の派遣

事前研修【4月4日(木)~10日(水)】を終えた隊員が皆さんのところにやってきます。まず、生活及び活動面の全体のオリエンテーションをお願いします。事前に広報誌などを活用し、地域の方々への周知にもご協力ください。
※新規受入れの現地調査にかかる費用は、各自治体にてご負担いただきます。

緑のふるさと協力隊に関心を持たれた自治体の方は、まずは地球緑化センターまでお問い合わせください。
受け入れまでの流れについてご説明します。

メールフォームでのお問い合わせ

何でも相談窓口

電話でのお問い合わせ

TEL: 03-5542-0132

9.レポート